Mac版のEvernoteを使っていると、分かりづらいですがダブルクォーテーション「"」が「“」に勝手に変換されてしまいます。
Evernote上に一時的に保存していたソースコードを編集する時などにいちいち自動変換された部分を直す手間が発生していました。この自動変換が原因でソースコードが違う意味になって実行されることもあるので、非常に困ってました。
これはEvernoteの余計な機能かと思っていましたが、Mac側の設定でこの自動変換が無効にできます。
簡単作業ですぐに終わります。
自動変換を無効にする手順
メニューバーのリンゴマークから「システム環境設定」を選びます。
「キーボード」を選択します。
[ユーザ辞書]タブを選択して、「スマート引用符とスマートダッシュを使用」のチェックをオフにします。
これだけであの困った自動変換から逃れることができます。
シングルクォートやハイフンも自動変換されなくなる
実はシングルクォーテーションやハイフン(2個連続)も自動変換されていましたが、これらも今回の設定で無効になります。
Evernote以外のアプリでも自動変換がされなくなる
Mac標準でインストールされている「テキストエディット.app」でもこの自動変換が起きました。
こちらも今回の設定を行えば無効にできます。
まとめ
Mac側の設定で「スマート引用符とスマートダッシュを使用」をオフにすれば、ダブルクォートなどを入力する際の意図しない自動変換を無効にできます。
ふと思ったのが、この設定を無効にせずに自動変換されたコマンドやSQLを気付かずに実行して、本番サーバで事故が起きた事例とかありそう。小さな設定だけど何も知らないと結構危険だから気をつけないと。